今年のサイクルモードはTREK, Specialized, Giant等々の大手メーカーが出品を控えたこと、期待する出品もあまりなく何となくマンネリ気味と感じたこともあり、会場には入らなかった。 雰囲気を楽しまないのも もったいないので、幕張海浜公園内の特設コースでサイクルモード特別戦として開催されているエンデューロを30分ほど観戦してきました。 参加者の皆さんが どんな走りをしているのか興味があったのが本音ですけど・・・・。

会場はマリンスタジアムに隣接している普段はガランとした公園内であるが、この様なイベントの時だけはメーカー/販売店の臨時ショップが出店したりで流石に賑やかになり少しだけ存在感が出ていた。  コース設定は右下図の通りで一周1700mの普段はあまり使われていない公園内の道路。 東京湾側の直線部分はいつも海砂が溜まっている場所なので掃除しても路面はあまり良くない。 トップグループはこの直線部分を時速60Km 以上で走るらしいが、最終コーナーは狭いので自分には一寸恐ろしい感じがする。

 

 T-TopPage T-Course

   サイクルモードHPからLinkされたイベント案内             コース全景 上側が東京湾 (Clickで拡大)

 

メモとして、大会規定の一部を下記に張り付けました。

https://jtbsports.jp/events/events-detail.php?id=2276

 

AEONBIKEエンデューロ【サイクルモード特別戦】

競技時間  9:0015:15

(1)      競技内容       開始   終了        詳細

           2hソロ            9:00    11:00   1人で出走し、2時間で何周できるかを競う

           2hチーム        9:00    11:00   2人以上のチームを組み、2時間で何周できるかを競う

           4hソロ            11:15   15:15   1人で出走し、4時間で何周できるかを競う

           4hチーム          11:15   15:15   2人以上のチームを組み、4時間で何周できるかを競う

           表彰式         競技終了次第随時

           参加資格          小学生以上で健康な男女

           参加条件          参加者は、交通費、宿泊費、飲食費など各自負担とする。

           表彰 (1)ソロ  1位〜6

(2)チーム 1位〜3

        ※出走人数が5(組)以下の場合は、1位のみ表彰とする。

           競技規則 (財)日本自転車競技連盟の規則および大会特別規則により実施する。

           競技方法 (1)ソロまたはチームでの時間別の耐久(エンデューロ)レースを実施する。

(3)検車は行わないので各自の責任で整備する。

(4)出走前に規則違反の整備自転車・使用部品、衣服等が競技役員より指摘された場合には

           ペナルティの対象になるので注意すること。

           DHバー、スピナッチ等のハンドルエクステンションバーは認めないので注意

-------------------------------------以上、HPより引用 -------------------------------------------------------------------------------------

 

 T-Top2 T-TopTeam 

さて、会場内のピットあたりに陣取って4時間チーム/ソロ混在レースの様子を見る。 現在1時半だから開始後2時間15分経過している。

おっ!猛烈に速いチームがいる。 東北学院大学だ。 他の参加者のスピードの5割位は速い。三人でドラフティングを使いながら1ラップで210秒で周回を続けている。 体の柔らかさ、力強さ、しなりが他のチームと全然違う。 本物のレーサーだ。 かっこいいねー!

さて1700m210秒で一周と言うと・・・計算すると平均で何と47km/h !! カーブや狭いコーナーで衝突を避けるために減速するから、直線での最高速は60Km/hから70km/h位は出ているはずだ。 これで周回を続けているのだから・・いくら学生で若いといえども凄い!としか言いようがない。

彼らのバイクのブランドまで見なかったが、全員共に50mm高以上のカーボン・ディープリムを履いている。 やはりディープリムは高速では強いのだろう。 

   

周回時間/秒速と時速

距離(m)

時間(mm:ss)

秒速(m)

時速(Km/h)

1700

210

13.08

47.1

1700

300

9.44

34.0

1700

320

8.5

30.6

1700

400

7.08

25.5

1700

500

5.67

20.4

 

それに彼らのフォームだ。 比較で写真に写っている方には申し訳ないが、左側の学生のフォームは背骨から首筋までまっすぐで、上体が安定し、いつでも全開パワーが出せるように様子を伺っているとさえ見える。 右側の写真の方には失礼だが、どっかりサドルに座り、ハンドルにはしっかりと上体の体重を預け、首だけが前にでているが、頭自体が体幹線より下がっていて、もう力が出せない位疲れている様に見える。 それでも30Km/h位は出ている様だ。 多分、彼は4時間ソロの参加者と思うが、周回平均は30Km/hを下回ると思うが、これで4時間走るなんて私にはとても及びません。 凄いガッツです。

 T-good T-Tired  

    若者のレーサー                疲れているが頑張るオジサマ

 

それでも会場の雰囲気は楽しそうだった。 どこかの女子大の女性グループチームが、マウンテンバイクとかクロスバイクで楽しそうに走っていた。

こんな様子を見ると、「自分ももっと若けりゃな」なんてやる気のないのを年寄り臭い理由で自身を納得させ様とする自分をイヤシイと思ってしまう。

 

 T-Backyard T-Smile

 以上