今年もひな祭りの季節が来た。 勝浦近辺は私も家内もお気に入りのエリアだ。 大分前に、ささやかながら別荘を買おうかと探しまくったことがあるが、

諸般の状況変化で移住を断念したいきさつがある。 それでも、勝浦ビッグひな祭りは毎年見物に行っている。 期間中はかなりの駐車場規制があって

自家用車は隣の鵜原のまだ先の守谷海岸まで行かなければ駐車は出来ない。 そこで駐車料金500円を徴収されるが、無料シャトルバスがあって

勝浦の会場まで送迎してくれる。

(その他の無料駐車場はお気軽サイクリング・クラブのメンバーなら知っていると思います。 私も近くの公園の無料駐車場からミニべロで会場へ行きました) 

 

【勝浦ビッグひな祭りの公式案内はこちら】

http://www.city.katsuura.chiba.jp/event/hinamatsuri.html

 

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 まずは、お決まりの遠見岬神社へ。 ここで新発見! 今まで「とみさき神社」と思っていたら、正しくは「とみさき神社」でした。 今まで

「とおみさき神社」と物知り顔で野賜っていたことを深くお詫び致します。m(_)m

到着は朝10時頃だったので、まだ朝市が沢山出ていて地元ならではの海産物・農産品を、元気な爺ちゃん、婆ちゃんが道行く人に声をかけていた。

私も珍しい「生ひじき」をビニール袋一杯で500円で調達。 釣りに行くと磯場でよく見る表面が硬い海草だが、サッと茹でてポン酢で戴くとコリコリ

してなかなかの風味。 

 

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その後は、いすみ電鉄経営支援の為に(ウソ)、特設ギフトショップで『い鉄揚げ』 3袋を1000円で購入。 値段が高すぎるけど、いすみ電鉄の為なら

と自己満足で買ってしまう。

そして、ビッグひな祭りへ来た最大の楽しみ・・・それは山五鮮魚店の店先で焼いているサザエつぼ焼きだ。 小ぶりのサザエを店先で焼いていて

一個150円で販売。 焼きたてを店の横で立ち食いするのだ。 毎年、これ抜きではビッグひな祭りは語れません。 

今日は既に31日なので人出は結構多い。 観光バスでのツアー客、近くのホテルで一泊して見物する人達、平日でもお休み年齢の方々、最近は

団塊世代の夫婦連れが目立つ。 団塊の世代は今までの年寄りとは雰囲気が違うから直ぐわかる。 皆、比較的お洒落だ。

 

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ご存知 老舗旅館の松の家                 図書館会場の伝統的な雛壇         海産物加工場の前で見つけた不気味な魚

 

最近は 勝浦会場、地区会場 合わせて17会場に分散してのひな祭りなので、遠見岬神社周辺のお雛様の数は以前と比してずっと減ってしまい、

華やかさはかなり失われた様な気がする。 これも長年に亘る人気イベントなので、市内のアチコチから、自分の町でもお祭りを開きたいという要望を

取り入れた結果か? 観光客は、そんなにバラバラな会場には行く理由はないと個人的には思いますけど・・・。 この雛祭りを立ち上げた先人たち

の想いとは違う方向に発展しているのかな? 

それでも我々が好きなのは海に近い、漁師町の賑わい。 最近は、跡継ぎが少ないのか徐々に減ってきてはいるけど昔々から続いている朝市も

好きです。 いつものお店であれこれと干物を仕込んだ後、車をデポしている公園に戻る途中、水産加工場の前に沢山の黒くて大きな魚が積み

上げられているのを発見。 何だか気味が悪いが恐る恐る覗いてみると・・・何と鮫だ! 写真では判らないと思うが結構大きい。蒲鉾とか他の

練り物の材料にするのだろうか?  やはり安房勝浦は太平洋に面した大きな漁港であることを改めて認識した次第。 

 

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 さて、そろそろお腹がすいたので何処でお昼を食べようかと景色を楽しみながら鴨川方面に車を走らせていると・・、あった 安房小湊の「いいとこ」だ。

帰宅までの時間があまり無かったので、家内の心配顔をよそに即決。  家内は三点盛りのお刺身定食(1050)、自分はなめろ定食セット。

Nobブログで特別サービスされた千葉限定バージョンではなかったが、今日は鰤をベースにした“なめろ”で注文後に叩いてくれるので味が良い。

刺身三点盛りのマグロとろ刺しも絶品。 今後の為にメニューをパチリ! 

帰りは小湊から県道82号線の激坂を上り(今回は車です。自転車では正直かなりきついです)、帰途についた。 今日は短時間ながら充実した一日でした。