今年に入ってから、朝一番で車のセルが廻らないことが2回発生した。 1月の車検の時にも指摘されたが、ディーラーで交換すると3万円
以上かかるので、自分で通販のバッテリーを調達して交換することにした。 今の車は13年程乗っているので、今回で2回目のDIY交換だ。
手順は簡単だ。 まずネットで調べて現在使用中のバッテリー(Brite Star
SMF57541 12V 75A)と互換性があり、価格の安すぎないものを
買えば良い。
今の車はハンドリング、安定性、エンジン特性、安全性、デザイン全てが気に入っているし塗装も比較的良好だが、既に13年乗っているし、
ガソリンもハイオクで燃費も良くないのであと2年くらい乗ったら廃車にするつもり。 従って、今回は不本意ながら韓国製のFullPower
571-13
12V 71A 送料込みで8960円の安物バッテリーを選択した。 これでも2年くらいは余裕でもつだろう。
【Step 1】
バッテリー到着後に初期充電を行う。 定格容量の1/10 以下の電流、即ち7.1A以下の電流で一晩充電する。 これで寿命が違うはず。
【Step 2】
バッテリーを交換する前に、シガープラグから補助電源を供給する。今回は逆流防止とヒューズ代わりのダイオードをクリップでつまんで挿入
したが、これは無くても良い。補助電源はバッテリー交換中でも時計とかコンピュータ内のメモリの設定が消失しない様にする為だ。 今の
新車であれば概ね必要ない。 但し、電源が遮断している時間は10分以下に抑えたい。
【Step 3】
バッテリー本体の交換を行う。 まずマイナス側(写真右側)の端子を外してからプラス側の端子を外し、最後に固定用のバーを外す。
次にバッテリー本体を交換するが、重いので腰を痛めぬよう細心の注意を払う。 電極の接続は先ほどの逆で、固定金具を取り付け、
プラス側端子を接続、最後にマイナス側端子を取り付ける。 車種によっては、ガス抜き用のビニールチューブを挿入することを忘れずに。
【Step 4】
運転席に戻り、補助電源をシガープラグから外す。 キーを入れて時計が狂っていないこと、異常メッセージが表示されていないことを
確認してからセルモーターを廻してエンジンがかかれば完了です。 20分もあれば作業は終わります。 交換後の古いバッテリーは、
送料だけ払って販売元に送り返すか、懇意にしているガソリンスタンドに持ち込めば無料で処分してくれると思います。
以上