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今回は3回目の農業体験プログラムに参加。 前回は集合時間より30分も早く着いてしまったので今日は出発を15分遅らせて8時に自宅を出発し、
8時40分に現地到着。 御成街道は道幅が狭い部分が多くて走り易くはないが、信号と通行車両が少ないので早く到着できる。
現地到着後に以前に作付けをした里芋、種まきをしたトウモロコシ、そしてサツマイモの畑がどうなっているのか確認に行く。
下左の写真は里芋の畝(うね)。 おおよそ100株に1株位の割合で芽が出ていたが、あとはまだ変化なし。 植え付けた種芋が大きい方が自ら持っている
栄養分が多いので早く芽を出すそうだ。
真中の写真のトウモロコシは前回の体験の際に間引きをした為か、その後の生育は順調だ。 今日は周りの雑草を抜く作業が待っている。
一番右のサツマイモも、見事に成長している。あんなにクニャクニャして頼りなかった苗がしっかり根付き、既に紫色に変色した茎が出始めているのは感動
ものだ。 担当の方に聞いてみるとビニールシート(マルチと呼んでいる)で栽培の場合は、苗を植える前日に元肥を入れるが、その後は基本的には追肥も散水
も行わないそうだ。 植物の生命力はたいしたもんだ。
さといも とうもろこし さつまいも
(1) さて、今日は落花生の種まき、ひまわりの種まき、 ミニトマトの定植の予定であったが急遽変更となり、ミニトマトの定植と雑草取り、間引き等のメンテナンス
作業を行うことにとなった。 ピーナッツは花が咲いている時に雨が降る様にしたいが、今日たねまきを行うと雨の少ない真夏に花が咲いてしまうので
あまり好ましくない。 従って種まき作業は6月末に延期するとのことだ。 ガッカリだがプロの判断なので仕方がない。
(2) 作業前に例によって苗の植え方のレクチャーを受ける。 専用ツールでビニールシート(マルチ)と下の土をくり抜き、取り出した土を穴の横に置いておく。
その穴にミニトマト(アイコ)の苗と虫除けの薬剤を埋め込む。 植えた後は支持柱を立てて苗を麻縄で固定して終了とのこと。
(3) 下右はミニトマト用のマルチと畝の写真。 シート上には穴の間隔が50cmとなる様、基準となるマークが印刷してある。
作業予定変更 植え方のレクチャー 本日の畝とマルチシート
(4) 専用ツールで穴を開ける。 畑の土が軟らかいので力はそれ程いらないが、数が多いので結構疲れる。 今日は5人くらいで約700個の穴を開けた。
(5) 取り出した土に、ひとつまみの除虫剤を混ぜる。 トマトはアンデス原産で乾燥に強く、追肥も水も不要だが雑草と虫害に注意が必要とのことだ。
(6) ミニトマトの苗をそれぞれの穴にずらりと並べて行く。
畝に穴を空ける 掘り出した土に農薬を一つまみ混ぜる 苗を穴のそばに並べて行く
(7) ミニトマトの苗を容器から取り出して空けた穴に定植する。
(8) 虫除けの農薬混ぜた土を苗の周りに埋め込む。 雑草対策としてビニールの内側に空気が入り込まない様にしっかりと土をかぶせて手の平で固める。
(9) 苗の脇に保持用のポールを差し込んで行く。
苗の定植 土をかぶせる ポールを立てる
(10) 苗とポールを麻紐で固定する。 この際、8の字を描くようにゆるく紐を通し、蝶結びとする。 何故ならば、苗の成長と共に紐の位置を調整する必要があるので
固く結んではいけないそうだ。 自分はしっかりとほどけない様に結んでいたら、その様に注意された。 なるほど、体で覚えるのは大切なこと、と改めて実感した。
(11) こんな感じで結んで行く。
(12) 約700本のミニトマトの植え付け作業が終わりました。
苗をポールに固定する。 結び方 作業が終わりました
今日は約100人のメンバーが4班に分かれて作業をしたので、結構手のかかる作業もすんなりと完了した。 見ていると皆さん手際も良いし、前向きに作業に
取り組んでいる。 これは、義務では無く、自分のお金を払っての実務的な学習だから当然といえば当然かもしれない。
★★★★ これで、今日の作付け、ミニトマトの植え付け作業は終了。 ★★★★
次回の農作業は6月12日の予定。 予定が変更されているので何を行うのか不明だが、多分草取りとトマトの等の管理作業が中心となるのだろうか。
以上