「ワンイチ」完走の感動も覚めやらぬ翌日の526()に幕張海浜公園で水谷自転車と英国ブロンプトン社の共催による

Brompton Japan Championship 2003”が開催されたので、観戦に行って来た。 通常の自転車レースとは一風変わった独特

の愛好者レースなので、Brompton freakには堪らないイベントだ。 主催者のレース募集要項に下記の記載がある。

 

【以下 青文字部分はWebサイトから転記】

特徴

・フォーマルな服装でレースを行うといった他の自転車レースにはない大会

優勝者には英国開催のブロンプトン・ワールド・チャンピオンシップへの招待と英国への往復航空券が贈呈されます

(本国でのレースイベントに参加することが条件になります。)

 

概要

ブロンプトン・ワールド・チャンピオンシップ (略称BWC) は、ブロンプトンの母国である英国で開催される、ブロンプトンの祭典です。

その前哨戦として、昨年から世界各国で 開催されているブロンプトン・チャンピオンシップのうち、日本で行われる大会が本大会

「ブロンプトン・ジャパニーズ・チャンピオンシップ2013(略称BJC)」です。

  本大会を含めた各大会で優勝した各国の男子、女子各1名には、ブロンプトンの母国である英国に招待され、各国の代表としてBWC

参戦する権利が与えられます。

 

服装規定

・全ての参加者は、スーツジャケット、襟付のシャツとネクタイを着用しなければなりません。

           ・パンツについてはスーツパンツ、ショーツ、七分丈パンツ、およびスカートの着用が可能です。

・ハードシェルタイプの自転車用ヘルメットの着用は絶対条件です。(カスク類不可)

・なお、サイクルショーツ(レーシングパンツ), サイクリングタイツ(レギンス)などの着用は禁止です。

           (アンダーウエアとしての着用は可能です)

・チェーンなどにズボンやスカートが巻き込まない様にする

 

【写真と説明】

(1) 大会本部 (下写真左)

(2) Bromptonの開発者である アンドリューリッチー氏が4年ぶりに来日して参加。

(3) スタートはルマン方式。 参加車両が折り畳んだ状態でスタートを待っている。

  

 

(4) 水谷社長によるバグパイプ演奏が英国の雰囲気を盛り上げている。

(5) 参加車両の写真。 持主の弁によると好きなバンドの写真を貼ったそうだ。 エアロ効果は無いと言っていた。(下中央)

(6) カラーリングがいいですね。(下右)

  

 

(7) これもセンスがいいですね。 マッドガードも白/青のストライプです。(下左)

(8) ブリティシュ・グリーンにブルックスのサドル。 オーソドックスでシブいですね。

(9) 長南の金沢サイクルっぽいパーツチューニングを施した Brompton Racerみたいな感じです。

  

 

(10)        さて、号砲一発スタートだ。 暑い中、皆さんスーツ姿で一斉に駆け寄って来る姿は異様な感じ。

(11)        まず、折り畳んであるバイクを走れる状態に戻す。 いかにもBromptonレースらしい。

(12)        早い人は15秒位で完成しスタートする。 折り畳み/戻しだけの競技も別途あるのだ。

  

 

(13)        ホームストレッチを駆け抜ける参加者達。 手前は・・・私のBrompton

(14)        バックストレッチを走るトップ集団。16インチタイヤの小径車にしてはスゴク早い!

(15)        おっ!アンドリュー・リッチーだ。しかし・・偉いね。彼もイギリスを代表する自転車メーカーの創始者なのに世界各地を

飛び回ってユーザーサービスに余念がない。 去年キャメロン首相が来日した際にお土産としてブロンプトンを野田首相に

プレゼントしたことは余り知られていない。

  

 

(16)        おっとっと! 危ないよ。多くの参加者が急なカーブでもペダリングし続けているので、コーナーでペダルが引っかかって

  ガリガリ音を立てている。スカート姿で飛ばしている彼女の姿も魅力的だが、思わずヒヤリとする場面が多かった。

(17)        中間タイムが発表された 。 トップは1.5km x 4=6km 1030秒だから周回平均時速34Km/h だ。カーブで減速

するので、最高速度は相当速い。 チューニングは禁止されているので、普通の小径車にしては驚くべきスピードだ。

 

 

(18)        レースの間に売店を覗くと、Brompton専用バックが売られていた。 このバッグにもカラクリがあってとても使い易く出来ている。

  一個欲しいが値段もそれなりなので当分の間は眺めるだけで我慢。

(19)        こちらはCATEYE製の自動点灯リアライトにBrompton専用取付金具を付けたもの。 まだ開発中なので値段は言わなかったが、3000

  以下らしい。

 

   19_A_Bag 18_CatsEye

このレースは毎年開催されているが、来年も含めて自分はエントリーしないと思う。

この暑い時期にスーツを着て全力走なんて聞いただけでも、引いてしまう。

 

以上