(下のサムネール画像をクリックすると拡大します)
今回は4回目の農業体験プログラムに参加。 朝方の天候は昨夜に引き続き小雨模様の為、自分一人で出発。農業には雨も晴れも無いのだ。
いつもより少し早めの7時50分に自宅を出発したところ、やはり御成街道の「鷹の台入り口交差点」を先頭に植草学園大学あたり迄、渋滞が発生。
所要時間は前回に対して10分余計にかかって50分、現地到着は8時40分となった。 やはり雨の日は早めに出発するのが正解の様だ。
下表:品種ごとの植え付け、収穫タイミング
現地に到着してから前回と同様に作付けをした里芋、種まきをしたトウモロコシ、サツマイモそしてミニトマトの畑がどうなっているのか確認に行く。
下左の写真は里芋の畝(うね)。 殆どの芽が葉を伴って逞しく姿を現わしていた。 但し、個体の成長差が結構あるのと、最近の少雨の為か芽の先が
しなびている個体少なからずあった。
その右側はトウモロコシ。既に背丈は1m位に達している。 まだ朝のミーティング前だが、予定では今日の主な作業としてトウモロコシに薬剤散布
を行う事になっている。 右から2番目の写真のサツマイモも、見事に成長している。もうここまで成長すれば心配はない・・らしい。
下右端の写真は5月22日に定植したミニトマトだ。 あいにく近くまで行けなかったが、花も咲いていて成育も順調の様だ。
4/24植付けの里芋 4/24種まきしたトウモロコシ
5/8植付けたサツマイモ
5/22定植したミニトマト
いつもの様に朝のミーティングとラジオ体操が9時から始まると思いきや、8時45分頃に組合長(このセミナーの大先生)から大きな声で召集がかかり、
「雨が降り始めたので、本降りになる前にトウモロコシの花穂にデナポンを撒いてくれー」と指示が出た。 今の時期は「アワノメイガ」の幼虫がトウモロコシ
の雌穂の付け根に集まるらしいので、トウモロコシ専用殺虫剤である「デナポン粒剤」をひとつまみづつトウモロコシの中心にある花穂にふりかけることで
被害を大幅に食い止めることができるそうだ。
(1) 下左の写真の様にデナポン粒剤をトレイに分けて、1人あたり1畝の薬剤散布を行う。
(2) 上から覗くとトウモロコシの花穂が見えている。
(3) そこにデナポン粒剤をひとつまみ散布する。
(4) 下右写真の様に一株から二本の茎が出ている場合は小さい方の茎をカットするので、小さい方には薬剤散布は行わない。
(1) (2)
(3) (4)
(5) 全ての茎に薬剤が正しく散布されているか確認する。(何せ人数が多いので抜けが発生してしまいます)
(6) 次は、里芋の周りの除草作業です。 マルチ(ビニールシート)の穴から生えている雑草だけ抜けば良いそうです。
(7) サツマイモは本日の時点では何もしません。 大人数なので皆が畝に入ると、すぐに土が踏み固められてしまいます。
(8) 今日は雨天の中の作業のご褒美に、一人あたり二株分のジャガイモを戴けるそうで皆大喜び。 銘柄は「とうや」だそうです。
(5) (6) (7) (8)
(9) 腰を入れてググッと引き抜きます。 芋は結構深いところにあるので、株を抜いた後は手で残っている芋を掘り起こします。
(10) 収穫の予定は6月26日なので、流石に時期が早すぎるのか私の分け前はこれだけしかありません。 株にはまだ小さい芋が付いています。
(11) 今日の作業は終わりました。 小雨の中の作業だったので皆さん泥だらけ。 早々に帰宅しました。 ここの紫陽花もこれからですね。
(9)
(10) (11)
★★★★ これで、今日のトウモロコシへの薬剤散布作業は終了。 ★★★★
雨天の場合は翌週に延期しても良いのですが、今回の様に薬剤を散布する場合はタイミングを先送り出来ないので悪天候でも行うとのことです。
次回は6月26日でじゃがいもの収穫と試食、そして近隣幼稚園児達との交流があるそうです。 徹底的に「ぢーちゃん」してますね。
P.S. 先程、収穫したじゃがいもを茹でてバターを付けて戴きました。 流石に取りたてです。 軟らかくて表面もつるっとして口の中でとろける様な食感でした。
以上