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今日は予定表の通り87日から3週間ぶりの農作業でした。 日射は強かったのですが湿度が低いので楽に作業が出来ました。

今回は雑草がかなり伸びていたので畑全体の草取り、そしてトウモロコシ畑の跡地に大根の種を蒔きました。

本日の収穫物は相変わらず頑張っているミニトマトでした。

今朝も710分に自宅を出発、745分に現地に到着。 御成街道経由で所要時間は丁度35分でした。

 

01_Introduction  左図:体験プログラム スケジュール

下表:品種ごとの植え付け、収穫タイミング

02_Schedule

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇作物の成長具合◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

写真(1)の里芋は三週間前と比べて少しだけしか背丈が伸びていない。 その前の三週間も同様だったので、かれこれ六週間に亘り見かけ上の変化は少ない。 

そもそも里芋は4月に定植して11月に収穫する作物なので短期間では見かけ上の変化は少ないのだろうか。 問題は「地中で親芋と小芋がどれだけ

成長しているか」なので地上の成長状態は気にしないことにする。 そうそう、収穫の際にズイキ(茎)から出る汁が服に付くと茶色く染まってしまい、洗濯

しても落ちないので汚れても良い服で作業をして下さいとのことでした。

写真(2)のサツマイモは相変わらずツルが伸び放題。 畑の外までもツルがはみ出していて成長力の強さを感じさせる。  奥に見える雑草が生えた場所が、大根

畑の予定地だ。

写真(3)(4)のピーナッツは相変わらずだ。 三週間前と同様に順調に成育し、黄色い花が咲いているが、まだ花の先が土中に潜るまでは至っていない。 

  

   

(1)                                               (2)                                        (3) 

 

 

写真(4)は上記の通り落花生で黄色い花が咲いている。 収穫は12月の予定なので変化は少ない。

写真(5)はニンジン。 三週間前も成長具合が同じ感じだったので組合長に聞いてみたところ、「ああ・・あれはねーこちらで種を撒き直しました」とさ。

やはり、種蒔き直後に大雨が降ったのが良くなかったそうだ。   

写真(6)はミニトマト。 相変わらず大きな実がびっしりと枝にぶら下がっているが、だいぶ老化した様で枯れかけた葉も増えてきた。 

今の時期になると皮が固くなるが、収穫の時期が長くて今日もこのミニトマトをお持ち帰りできるのは嬉しいことだ。 ガンバレ!ミニトマト。

  

(4)                                               (5)                                        (6) 

 

 

 

◇◇本日の作業◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

(7) 以前にトウモロコシを植えていた畑に大根の種を撒く前に全員で草取り。 流石に人数が多いだけあってソッコーで終わってしまう。 大きな雑草はスコップ

や根起し等を使って根を掘り起こしてから抜かないと、根が切れて残ってしまうので注意。

(8) 何故かトウモロコシ畑の跡に里芋が何本か生えていた。 これを取り除くのは厄介。 スコップで深く掘らないと親芋とか小芋等の元根が現われない。 

小さい茎だったけど結構深くまで根を張るんだと感心してしまう。

(9) 除草作業が終わった後に組合長が機械を使って農薬を散布する。 これは素人が行なうと量の加減が難しい。 とにかく日本は農薬の種類や残留

濃度に厳しいのだ。

奥は、サツマイモ畑のはみ出たツルを畝の上に戻したり、カマで切り取っているところ。 切り取ったツルは持ち帰って自宅の畑に植える人もいる。

  

(7)                                               (8)                                        (9) 

 

 

(10) これが、その農薬。 フォース粒剤だ。 「医薬用外劇物」、「農林水産省登録18311号」と表記してある。

(11)袋の裏側には作物名、適用病害虫名、使用量、使用時期、使用限度回数 等々細かく規定している。 やはり日本の農作物はどこかの国と

比べると安全なのだと感心してしまう。 TPPの適用範囲はこれから決まるのだろうけど、日本の消費者は安全な物しか買わないのでその内

輸入野菜は売れなくなって淘汰されてしまうかも知れない。 大豆、小麦、家畜飼料以外の農業製品のTPP適用は恐れること無かれ! TPP

問題となるのは栽培農業では無くて、乳加工製品、牛肉、鶏肉等々の畜産品であるとの声も強い。

(でも外食産業は相変わらず安い外国産野菜とか米を使うでしょうね。 彼らは食品中の有害物質含有量よりも食中毒の方が怖いはず)

(12) 農薬散布後に、横一列になって顆粒状の肥料を散布する。

  

(10)                                               (11)                                        (12) 

 

 

(13) 肥料は「全農やさい・みどり有機肥料」を少々。 20Kgの袋の全量を使ったわけではありません。

(14) 肥料を撒いた後に、今回はトラクターを使って大根の長さより深くまで土を攪拌して整地した。 「大根の長さ以上に深く掘る」ここがポイント。

   家庭菜園の場合はそんなに深く掘れないので、畝に土を盛ることにより見かけ上の深さを確保すれば良いとのことだ。 なるほどね。

トラクターで平らに整地した後を櫛上の線引きで種を埋める溝を掘って行く。 畑の両端に糸を張って、それに沿って溝を掘って行くのだがなかなか

難しい。 自分も名乗り出て線を引いてみたが、どうも曲がってしまうのでベテランと選手交代。 

(15) 今回は予定農地の半分にサカタの「献夏青首大根」を撒く。 缶詰になっている種だ。 畑の残り半分は2週間後に別種の種を撒くとのことだ。

   

(13)                                               (14)                                        (15) 

 

 

(16) 缶の反対側には種蒔き時期と収穫時期が書かれている。 今撒いて、10月末から11月頃の収穫になる予定だ。

(17) 大根の種は深く埋めると、腐ってしまうので先の道具で引いた浅い溝に2粒ずつ約30cm間隔で埋めて行く。 土は軽く被る程度。

(18) 重複するが、2粒の種は3cm程離して撒く。 このセットを30cm間隔で撒いて行く。

  

(16)                                               (17)                                         (18) 

 

 

(19) 写真の様に種を撒く線上を跨いで歩き、長靴の長さを基準にして30cmの間隔を維持する。 他の作物も同様だが、人が踏んでしまった

畑の軟らかい土は凹むのでそこに雑草の種が溜まってしまい好ましくないらしい。 本来は機械で整地と種撒きを一緒にするのが良いらしい。

(20)今日の作業はこれで終わりです。 これからもミニトマトの手入れと収穫の為に、水曜日と土曜日に交代で出勤しなければなりません。

    でも・・土曜日は自転車に乗るから来られないな。。。。

(21) 帰路、先日草取りをした向日葵畑に行って見ると小さめの愛らしい花が自然の中に溶け込んで咲いていた。 公園と違ってこんなノンビリした

畑で咲くのもいいな。 盛りはまだ先の様だ。

  

(19)                                               (20)                                       (21)

 

 

 これで今日の作業は終了です 

今日も別の班が収穫したミニトマトをお土産に戴きました。 9月からはサツマイモ、ニンジン、大根、里芋等々の秋の収穫が楽しめそうです。

  

以上