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今日は台風20号の影響で朝から雨模様。 しかしサツマイモの収穫作業が予定されており、近所の幼稚園児達との芋掘り、そして養護施設へ
収穫の一部を寄付するイベントがあるので予定通りセミナーは開催するとのことでした。
7時55分に自宅を出発、8時40分に現地に到着。 御成街道経由で所要時間はいつもの通り約45分間でした。
本日の作業ですが、予定表の通り (1)5週間前に種蒔きした大根の間引き。 (2)サツマイモの収穫と試食です。
下表:品種ごとの植え付け、収穫タイミング
◇◇作物の成長具合◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
写真(1)の里芋は相変わらず地上の姿は全然変わっていません。 収穫は11月の末の予定です。
写真(2)のサツマイモも相変わらずツルが伸び放題ですが順調です。 今日は8畝の半分を収穫して幼稚園児と一緒に芋掘りしたり、収穫の
一部を近所の老人ホームに寄付する等々の予定が組まれています。 勿論、我々の分も確保します。
写真(3)のピーナッツも順調です。 他の畑では既に株を引き抜き、畝の上に逆さまに置いて2週間ほど乾燥させています。 その後に「ぼっち」を組んで更に
乾燥させるそうです。
(1)
(2)
(3)
写真(4)は5週間前に種を蒔き直したニンジン畑です。 雨のタイミングが良くなかったので、ところどころ芽が出ていませんが、全体的には順調に生育して
いると思われます。
写真(5)は4週間前に種蒔きした「献夏青首大根」。2粒の種を3cm程離して種撒きしたので、今日はその内1本を間引く作業を行ないます。
写真(6)の手前は2週間前に撒いた「献夏37号大根」。 奥は 「献夏青首大根」です。
(4)
(5)
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◇◇本日の作業◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(1) まずは朝のブリーフィングを行ないます。 今日も班に分かれてニンジン畑の草取り、大根の間引き、そしてサツマイモの収穫を行ないます。
当然、雨が降っていても作業前には全員で元気よく行なうラヂオ体操は必須です。
(8) 3班が「献夏青首大根」の間引きを行なっています。 種は4週間前に3cm間隔で2粒づつ、これを30cm間隔で繰り返して蒔きましたが、
3cmよりも狭い間隔で種を蒔いた株は間引く際に2本一緒に抜けてしまいます。 3cm間隔はMUSTです。 コレ、やって見てみないとワカランです。
間引いた大根は小さくても煮付け等で食べられるので皆で分けて持ち帰ります。
(9) こちらはサツマイモの収穫です。 芋を掘る前に鎌で全てのツルを取り去ります。 これが結構重労働で、中腰の姿勢のまま鎌で根元から10cm位のところ
を切るのですが、途中で腰が痛くなって参りました。 自転車で腰の筋力は充分あると思っていたのですが、どうやら普段使わない筋肉を酷使する様です。
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(8)
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(10) この位の茎を目印として残して切り去ります。 葉が付いて伸び放題のツルの片付けも大変です。 雨の中、合羽を着ての重労働で大汗をかいて、シャツも
上着も水を被った様にビショビショになってしまいました。 撤去したツルは2トントラックで3杯くらいあったかな? でも人数が多いので40分くらいで作業終了です。
(11)何事も本作業の前の段取りが大切。 すっかり綺麗になりました。 これで芋掘り作業がやり易いですね。
(12) ツルを取り払った後は、マルチのビニールシートを剥がします。 畑の土にビニールが残らないように端の方はスコップで深く掘ってビニールを完全に取り出します。
マルチを取り去った後は芋の茎だけが目印です。 更に、この盛り上げた畝が効果絶大です。 写真13からを参照して下さい。
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(14)プロから芋の掘り方のレクチャーを受けます。 まず、根の両側の土を手で崩します。 これが平地だったら大変です。 畝の有難みが分りました。
(15) 主根が出て来ました。 周りの土を出来るだけ取り去ってから引き抜きます。
(16) 感激の一瞬です。 しっかりした「紅あずま」が現われました。 抜いた太い枝根が途中で切れていたら、まだ芋が残っている証拠です。
周りをもっと掘り下げて残った芋を探しましょう。 5月8日の植え付けの際に竹の棒と一緒に苗を斜めに差し込みましたが、 結果からいうと殆どの苗の
角度が深すぎて芋が縦方向に成長してしまったそうです。 本来はもっと浅く差し込んで横方向に芋が成長する様に植え付けると、芋の数が増えるだけでなく、
形も商品価値の出る長細い美形になるそうです。 これも経験しないと分らないですね。
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(17)横の芝生スペースでは幼稚園児達と試食する為と施設への寄贈の為に、米の籾殻を使って焼き芋を焼いています。 流石にプロからのアドバイスで
籾殻の山に煙突を立てて本格的な焼き方です。
(18) いよいよ幼稚園児達が賑やかにやって来ました。 静寂が破られた瞬間です。
(19) おヂーさんと、おバーさん達が幼稚園児とペアを組んで芋掘りの体験が始まりました。 子供達は知らない人と一緒なので、とても素直で良い子達
でした。 でも子供達は「こんな経験をずーと覚えているのだろうな」と思うと手抜きは出来ません。 流石に皆さん、楽しそうな雰囲気を出して子供達を
喜ばせていました。
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(20)私のパートナーのM君です。 最初は土の中から出てくる虫に夢中でしたが、デッカイ芋を探し当てて得意満面の勇姿をパチリ。 良かったね。
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★★★★ これで今日の作業は終了です ★★★★
これからは秋の収穫作業が続きます。 サツマイモもまだ半分残っています。 いよいよクライマックスですが、市の方から「来年度は健康事業として
市からの補助が出せないので今年でこの事業は打ち切られる予定です」と宣言されてしまった。 全国の政令都市の中でもトップレベルの財政危機を抱える
千葉市なので仕方が無いと思う一方、熊谷市長のブログにもある通り、政令施行都市移行後に更に市債が増えてしまい財政危機を加速させてしまった
過去の市政に怒りを感じてしまう。 ここで論じる気はないが、大分変化は見られるが千葉市役所の中を歩いてあちこち見ると何となく分る気がする。
市役所と県庁は納税者の施設なので、ドアで仕切られた事務室、プラーバシー情報を扱う部門等、一部を除き入ってもOKです。
お時間のある時はベンチにでも座って中の様子を体験して下さい。
(21) この季節のお馴染みの「彼岸花」。 最近は田んぼ、畑の周囲でなくても多く見かけます。 移植しないと咲かないらしいです。
(22) ここの農地は広く、美しくて千葉市内とは思えない位、広大です。 向日葵がまだ頑張って咲いてくれています。
(23) 持ち帰った今日の収穫物二人分です。 左が間引かれた大根、右がサツマイモです。 大地の恵みは大切に戴きます。
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以上