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あまりにも天気が良いので以前から気になっていた新行徳橋の側道部分のサーベイと、浦安市郷土博物館の見学に行ってみることにした。
今回は自由に歩き回りたいのでレーパンスタイルでは無く普段着で行くことと、場合によっては帰路輪行であることも考えて折り畳みの
ミニベロで出撃。 距離測定の為、いつもの幸町ファミリーマートを基点にして出発!
(1) 今日のパートナーである折り畳みバイクのBD-1号(改)。 評判とは裏腹に購入してみると改造したくなるバイクで、改造にのめり込んだ
人々は「暗黒の世界」に落込んだと揶揄される程です。
私は、ハンドル高を調整範囲外に低くしたり、サスペンション・スプリングの強化、駆動系をShimanoアルテグラ系に交換、タイヤを28C
相当品に交換、BBの交換等々いろいろやりました。 それでもロードバイクと比べると走行抵抗が多く、50-60Km程度を走ると、結構
疲労が蓄積します。
(2) 裏湾岸(海浜通り)から南船橋⇒京葉道路側道を通って江戸川に到着しました。 いつも利用する旧行徳橋は道幅が狭いので、後ろ
から自動車にせっつかれてプレッシャーを感じてしまいます。 行徳橋は都内に向かう際の鬼門なのです。 そこで今日の目的のひとつで
ある下流側に並行している新行徳橋(昔の有料道路)のサーベイをすることにしました。 旧行徳橋に向かういつもの道から土手に上がり
写真の歩道橋に向かいます。
(3) しかし・・・この歩道橋から橋の両端から橋に上がる為には自転車を降りて押す必要があります。 ツーリング向けではないと感じます。
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(4) 橋の上に出ました。 車道はダンプカーや工場地帯の大型車が多いので自転車では恐ろしくて走れません。
歩道を浦安方向に進みます。
(5) 橋を渡り切ったところに、対岸の土手に下りる歩道橋がありました。 通常はここを下りて上流側に100m位行くと、旧行徳橋に辿り
着くことが出来ます。 その後、旧江戸川の左岸を進めば、東京ディズニーランド付近までリラックスしてサイクリングを楽しむことが出来
ます。 今回は、ここを下りないで県道6号線を直進して浦安方面に向かってみます。 しかし、県道6号も路肩が狭いし、大型が多
いのでので、堪らずいつもの旧江戸川の側道に戻ることにしました。
やはり今迄と同様に旧行徳橋を威風堂々と走るか、猛烈ダッシュで走り抜けて旧江戸川脇の側道をノンビリ走った方が良いかな?
(6) 旧江戸川の側道はしっかりと整備されて楽しく走れます。 しかし、その先に「自転車から下りて押して下さい」と書かれた看板を
発見。 平日でミニベロやママチャリなら何とかなりますが、流石にロードバイクの集団は駄目ですね。 でもその下の一般道も自転車
にとっては安全で走り易い道です。
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(7) 旧江戸川の左岸を走り、東西線のガードの真下に山本周五郎の「青べか物語」の中に出てくる船宿の「吉野家」があります。
今でも東京湾の船釣りは盛んで、私も吉野家からカレイ釣りに何度か出撃したことがあります。
(8) 吉野屋を過ぎるとすぐに境川と呼ばれる水路にぶつかります。 ここを道なりに左折して水路沿いに暫らく行くと湾岸線(R357)の
手前に浦安市役所、図書館そして浦安市郷土博物館があります。 但し、一本道ではありません。 適宜右折して可能な限り
境川の左岸をキープする必要があります。 車で湾岸道路から「やなぎ通り」経由で行く方が単純です。
この浦安市郷土博物館は入場無料、駐車場も市役所のスペースが使えるので自動車でもゆっくり楽しめます。
http://www.city.urayasu.chiba.jp/dd.aspx?menuid=1506
(9) この写真は館内の展示物を写しています。 昔々の浦安・・・記憶を辿ると本当にこんな感じでした。 東京湾沿岸はどこもこんな
感じで、潮が引くと潮干狩りや潮溜まりで蟹や海老を捕まえ、潮が満ちてくると海水浴を楽しめました。 いや・・・本当の話です。
都市化に伴って失われた自然はとてつもなく大きいです。
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写真(10)から(17)
館内には浦安市が漁村であった昔々の歴史的な展示物だけでなく、昭和28年頃の町並みを再現してあります。 長屋風の家、
魚屋さん、船宿等々昔懐かしい昭和中期のどこにでもあった町です。 それに家の中にも入ることができるので家族で楽しめます。
60歳以上の人には特にお勧めの懐かしく楽しめる施設です
運営はボランティアの人達が精力的に行なっている様です。 維持管理費用も相当なものと思いますが、これだけの貴重な資料と
設備が展示され、利用する人が多ければ公共機関としても無駄な費用捻出とは思わないでしょう。
でも宣伝が足りませんね。 この様な歴史的に貴重な資料館はもっともっと広く利用されるべきと思います。
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写真(18)から(22)
博物館と同じ建物に併設されたカフェレストラン"すてんぱれ"はなかなかご機嫌でした。 写真は人気メニューのあさりめしセット
(1,050円)。 せいろの下には蒸し器があって、食べ終わるまでホッカホッカのあさりめしが食べられます。
味噌汁は地元の浦安海苔が入っていて、とてもいい香り。
外のテーブルでの食事もOKです。
"すてんぱれ"は浦安の方言で「抜ける様な青空を表す すってん晴れ」をもじった名前だそうです。
障がい者の支援施設としてボランティアと障がい者がペアで働いている様です。
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(23)国道357を千葉方面に走って行くと江戸川の手前に山の様な残土捨て場が見えます。 これがテレビ・その他報道などで
有名になった「行徳富士」です。 名前は綺麗ですが悪徳業者がやりたい放題の悪行に対して市、県が規制出来なかった
(法律が間に合わなかった)例として有名です。子供の頃からこの辺で遊んだ経験のある私にとって、あまり書きたくないので、
ここまでにします。
【URL】 https://www.youtube.com/watch?v=HaHGJ4KbH1U
(24) 市川市が悪徳業者に対して恨み言を書いた看板が立っています。 こんなことをぐずぐず書かずにもっと早く条例を作って
早いうちに規制や強制代執行、財産の差し押さえ等の行政がやるべきことをやっていたら、こんな事にはならなかったと
思います。 今ではどうにもならない感じがします。
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写真(25)から(27)
船橋親水公園に戻って来ました。 港町をノンビリ眺めているのも良いですね。写真のカモメもノンビリと羽を休めていますが、
人馴れしているのか近くに行っても逃げません。 浜町の商店街も船橋漁港が賑わった名残を残しています。
ロードバイクを離れ普段着でスタンド付きの自転車で町の雰囲気を味わいながら走るのも私の好むところです。
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★★★★ とりとめの無い日記ですが、次回浦安。葛西方面へのサイクリングイベントの参考情報としてメモしました。 ★★★★
以上