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2Gbpsの回線速度を売りにしてユーザーが急激に増加しているNURO光の導入に合わせて我が家のHome LANを今までの

100Mbpsから1Gbps対応にアップグレードすることにした。 しかし、単にLANの転送速度が速くなっただけではメリットが少ないので、

ここで家庭内にある幾つかのパソコン、タブレットPC、ゲーム機そしてスマホ間で情報共有を実現することと、将来的には外部からデータ

参照や情報管理を行なうことを目的としてネットワークサーバー(NAS: Network Attached Storage)を設置することにした。 

これはHome LANの速度が1Gbpsあれば、PCとサーバー間のデータ転送に要する時間が大幅に短縮して実用レベルとしての問題

が発生しないだろうと考えたからだ。

取敢えず外部からのデータ参照は、漏洩しても困らないデータや喪失しても問題の無いデータに限定して“Google Drive”や“iCloud

等の無料クラウドサービスを利用すれば良いと考え、今回は我が家のNAS機能には含めないことにした。

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(1) さて、各社から販売されているネットワークサーバーは個人向けの単純なLANインターフェイスを備えただけのシンプルな製品からビジネス

向けにRAID構成でデータ冗長性を備えた高級機まで市販されています。 データの2重化が実現できるRAID1機能を備えて

価格が1万円+α 程度の安価な製品もあります。(但し、ディスクドライブは含まれません)この製品ではRAID1の他に高速アクセスを

可能とする JBOD RAID0構成も可能としています。

 

で・・・いろいろと迷った結果、個人なのでアクセス頻度も少ないし大切なデータは現状通りUSBメモリーに格納するのでサーバーには

基本的にはバックアップデータや、音楽、写真等の共有データを保存することにしました。 従ってサーバー内データの冗長性は不要。 

そこで、最もシンプルな構造ながらUSB3.0ポートを備えた「CENTURY CSS35NASP」 を選択し、内蔵するディスクドライブは

Seagate社の2TB 3.5インチ 7200rpmの ”ST2000DM001“を購入して自分でセットアップすることにしました。

値段は、NASとしては、とってもお安いです。 興味のある方はご自分で調べてください。 私はいつもの「ドスパラ」での購入です。

 

(2) 現品はいつも行く店舗に在庫していなかったので、ドスパラのネット店舗から購入しました。 午後の早い時間に注文して翌日の朝10時

前に配達されました。 信じられない程、早いです。 

早速、ケースを空けてディスクドライブを装着します。 中はガラガラ。 まるで空気を売っているのでは無いかと思うほど空間だらけです。

 

(3) 実装作業は簡単です。 装置の接点を手で触らないようにしてディスクドライブをNAS装置のSATAコネクタに差し込んでから、添付の

スクリューで固定し、カバーを戻して電源をオン。 これだけです。 

 

  

(1)                                                 (2)                                                    (3)

 

 

(4) 添付されたDVDから管理用のソフトをPCにインストールし、サーバーにアクセスすると管理画面が現われます。 但し、少々アクセス

が不安定な感じがします。 私のPCJAVAが新しすぎて合わないのかな? 不安定ですがとにかく設定作業は無事終わりました。

 

(5) 将来的にサーバーは地下の涼しくて自然発火しても大丈夫な鉄箱の中に移動しますが今回はNUROONUの隣に設置しました。

この箱は結構熱くなるので真夏前に移動しなくては。

 

(6) スイッチングハブをGigabit対応に交換します。 このハブも地下の鉄箱行きです。 選択のポイントは@イーサネットのジャンボ

フレーム対応であること、Aハブポートのバッファサイズが128KB以上あることとしました。 これらはスイッチングハブで転送速度が落ち

ない為の最低限の条件です。

  

(4)                                             (5)                                                  (6)

 

 

(7) これが我が家のHome LANの概略図です。 ADSLの時はルーターやスイッチングハブは全て地下の鉄箱に収納されていましたが

NURO光のONUは無線LANの親機を兼ねているので地下の鉄箱に収納するのは諦めましたが、少々心配でもあります。

最近の電気製品に対する安全技術基準は厳しく、通常に市販されているコンシューマー向け製品は滅多に発火事故は発生しませんが、

24時間365日の間、稼動を続けるこれらのネットワーク機器に故障が発生し、内部の部品(コンデンサや抵抗、一部のIC)が留守中

に発火したら怖いです。 これはリチウムイオン電池を使ったスマホやノートPCの充電、冷蔵庫、アンテナのブースター、完全に電源が切れ

ないリモコン方式の電気製品、家電製品全てに言えることですけど・・・仕事柄、私は心配性なんでしょうね。 確率は非常に低いですから。

でもね・・・海外製の一部の機器に「日本製コンデンサ使用」と敢えて但し書きがあると云うことは・・・あーやっぱり心配だな。

 

問題は10年程前に配線したLANケーブルです。 現在のGigabit Ethernet LANCategory 5eまたは Category 6の性能を持つ

ケーブルを使用することが前提ですが、現状はCategory表示は無いが100MbpsLANとして使用されていた当時の最高級ケーブルを

2階から1階床下までの間に使用しています。  今回、このケーブルではGigabit Ethernetの使用はエラーが多くて使えないと思っていた

のですが、光回線のスピードテストではこのケーブルを経由しても何と920Mbpsもの驚異的な結果を記録出来ました。  

企業内LANと違って我が家はせいぜい15m程の短いケーブルなので影響が少ないのでしょう。 このLANケーブルはこのまま使用して様子

を見ることにしました。 

 

(8) 無線を含めたLANのスピードが速くなったことを利用してタブレットPCデュアルディスプレイとして使用出来るかを試してみました。

要は通常はVGAケーブルを使って転送するPCのサブ画面を無線LAN経由でタブレットPCに送ってディスプレイ化する方式です。

これはSplashtopの専用ソフトをパソコンとタブレットの両方にインストールすることにより、一台のパソコンで別々の画面を表示する

機能を実現する非常に有用なソフトです。 お試し版は無料ですが制限時間があります。 廉価ですが料金を支払うことにより、継続

使用が可能になります。 機能は通常のVGA出力と専用ディスプレイを使うデュアルディスプレイとほぼ同等ですが、やはりタブレット側に

多少の遅れが出てタブレット上の文字をCopyしてからメインPCPasteを行う際にはカーソルの移動が遅くて使いづらい程度です。 

業務で使うならやはり専用ディスプレイを使うべきですが、私の場合はこれでも我慢の限度内と思います。

他人の作ったコース地図を参照しながらルートラボで自分のルートを作成するとか、メールヘッダーを見ながらメール本文はメインスクリーン

に表示させるとか、PCの使い方が大きく広がります。 

 

(7)                                            (8)           

 

 

(9)さて、ここで(写真9)LAN経由でNAS(ネットワークサーバー)をアクセスした場合、(写真10)USB3経由で同じドライブをアクセスした

場合、(写真11)Note PCに実装された2.5インチ5400rpmのセカンドディスクと (写真12)メインのSSD (intel 520 120GB)

Crystal Disk Mark テストで比較して見ました。

 

まずは、Seagate ST Seagate社の2TB 3.5インチ 7200rpmの ”ST2000DM001“を 1Gbps LAN経由でテストした結果

です。 何がオーバーヘッドなのかシーケンシャルリードで 52.2MB/Sしか出ていません。 でもこのレベルの製品ならこの程度なのか? 

バックアップ作業では非常に遅く感じますが、通常のエクセルやワード等の読み書きでは遅いとは感じません。

 

(10)次は同じディスクドライブをUSB3.0接続でテストします。 結果はかなり早いです。 PC内蔵のSATA接続2.5インチHDDを遥か

に凌駕しています。 シーケンシャルの書き込みはSSDよりも良い結果です。 これならNASで使わなくなってもUSB接続の外部ディスク

装置としても十分機能します。

 

 

(9) NAS                                                  (10) USB3.0

 

 

(11)Note PCに実装されたSATAインターフェイス、2.5インチ5400rpmのセカンドディスクのスピードは、こんなもんでしょう。東芝製

なので信頼性はあると思いますが、やはりこのドライブをWindowsのシステムディスクとして使うのは辛いところがあります。

 

(12)ドライブC:として使っているSSD (intel 520 120GB)の結果です。 先に述べた様にシーケンシャルの書き込みはSSDの特性として

苦手の様ですが、全体的には他を圧倒しています。 システムディスクとして使っていますがWindows7の立ち上げに20秒はかかり

ません。 特にランダムアクセスの速さは流石SSDです。 これをシステムディスクとして一度使ったら、もう普通の円盤ディスクには戻れま

せん。

 

 

           (11) PC 2nd Drive                                        (12) PC System SSD

 

 

 LAN経由のNASアクセスは少々期待外れですが、将来的にチューンアップをして見ようと思っています。

 またNASの管理画面はハングアップしたりスローダウンしたりで安定しません。 管理画面で使うJAVA  

★ のバージョンの整合性に問題があるのかも知れません。                                                       

 

以上