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我が家に新しいおもちゃが来ました。 その名は「1995年型スズキジムニー JA11-5 Landventure」 いわゆる ライトバン扱い

の無骨なジープ型軽自動車です。 現在乗っている普通乗用車よりも更に古く走行距離も上回っていますが、オフロード好きのマニア

には人気の車種で現在でも純正部品も供給されているし、アフターマーケットパーツもまだ販売されているのでメンテナンスは安心です。

更に、この車は軽自動車にもかかわらず頑丈だし悪路や雪道での走破性能が高いので特に北国ではまだまだ重宝されている様です。

また、クロスカントリーと呼ばれるダート林道の走破や競技会を楽しむ愛好者も沢山います。 でも林道をこんな車で走ったら道路が傷ん

でしまいますよね。 せいぜいMTBかオートバイ程度にして欲しいものです。

さて、そろそろ満15歳になる我が家の乗用車も来年は廃車してガソリン消費量の少ないコンパクトカーに交換しようと思っていた矢先に

20歳近くで頑張っている先輩軽自動車が闖入して来たので、この頑張りに敬意を払って乗用車の新車購入作戦も見直すことになる

かもしれません。

 

 

 

(1) 外観はJEEPそのものです。 4輪駆動ですが通常は後輪駆動で走ります。 その際は燃費向上と操縦性安定性の為、フロント

ホイールを手動でフリーに設定可能です。 ランドベンチャーと呼ばれるモデルはルーフキャリアが付いています。

 

(2)  195/80R16のデカイ タイヤが付いていて車高が高いのでスカート姿の女性の場合は乗り降りが大変そうです。

 

(3) JA-11-Vモデルの緒元です。 インタークーラーターボ、パワステ、クーラが装備されています。 足回りはコイルスプリングではなくて

トラックと同じリーフスプリングです。 20年前の軽自動車の割には結構凝った装備ですが、トラックの様なゴツゴツした乗り心地

なので長距離を心地よく走る車ではありません。

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(1)                                          (2)                                                    (3)

 

 

(4) 車高が高く、相当の轍でも平気で走破します。 シャシー構造でリーフスプリングが付いていると本当にゴッツイです。

軽自動車と言っても整備する際には相当の力技が必要な感じです。

最近の樹脂製もしくは樹脂の様なエクステリアの車が多い中で、トラックシャシーにリーフスプリングや鉄の部品がガッチリ装備

されている様は、骨太で新鮮にさえ見えます。

 

(5) ハブの部分にホイールをフリー/固定設定レバーが付いていますが、固着して切り替えが出来ません。 他の部分も含めて

これからじっくりとメンテナンスが必要の様です。 

 

 

(4)                                          (5)     

 

 

(6) エンジンルーム内は泥とサビだらけでしたが、この部分の掃除は済ませました。 これからはゴムホースやベルト関係、そして電気

系統の部品交換が必要かチェックが必要です。 タイミングベルトやウォーターポンプも心配です。

 

(7) 室内はとてもシンプル。 ウィンドウガラスは手動で上下させます。 勿論トランスミッションはマニュアル方式です。

以前にマニュアル方式を使っていた人であれば、久し振りのマニュアルトランスミッションはすぐに慣れます。 オートマと違って

ダイレクト感があって結構楽しく走れます。

 

 

(6)                                          (7)     

 

 

 実はこの車の所有者は私ではありません。 息子が何処からか仕入れて来た物です。 旧型ミニクーパーの出物 

★ を長い間探し続けても未だに買わない車好きの親父の為にオモチャとして自由にいじくってと思ったのでしょうか。  

★ 整備に結構な時間と費用がかかりそうですが、オモチャだからイイカ!