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我が家のBromptonの内装3段変速機を内装5段にアップグレードする為の準備作業として8月7日付の日記でホイール組み

についてメモしましたが、いよいよ5段変速機の付いたホイールを車体に組み込むことにしました。

本日の作業は、ブロンプトンのパンク修理の経験があれば誰でも出来るほど簡単です。 追加作業はハンドルに付いているシフターノブを5

用の物にワイヤーごと交換するだけです。

 

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(1) まず、ホイール以外の必要なパーツを確認します。 本家本元のBromptonは5速モデルをラインナップしていないので、これらは

パーツメーカーの Sturmey Archer社の販売チャンネルを探して調達しなければなりません。

私の場合は一式をヤフオクで入手したので簡単でした。 ホイールやスポーク、リムテープはBrompton純正が使えるので小径車専門

ショップのIKDから調達しました。

注意が必要なのは、リアスプロケットのサイズです。 5段変速器の2,3,4段は3段変速器の1,2,3段に相当する為、オリジナルの

13Tギアをそのまま使うと単に超ハイギアと超ローギアが各1段追加されただけなので、通常多用する真中のギア(2段目、新3段目)

のペダルの重さは変わりません。 そこで、リアスプロケットを15Tに変更してペダルを軽くする方法があります。 現に、今回調達した改造セット

では15Tが同梱されており、私も3速仕様の時からカスタマイズして15Tを使っていてその効果を実感しています。 

問題は、15Tを使う場合にオリジナルチェーンが短すぎて使えなくなることです。 2コマ分を追加するか、チェーン全体を交換する必要

があります。 私は何処でも手に入るKMC社製のママチャリ相当品を使っています。

 

(2) 3速用のシフターを外します。 高価な自転車なのにブレーキレバーも含めてチープ感が漂っています。 本来はもっと安価なのですが

日本総代理店が未だに「舶来品」扱いし、日本の安全規格に合致させることを口実に高マージンを吸い取っているのでしょうか? 

私がBromptonをイギリスの販売店からネット購入することを試みたのですが、どの店も販売してくれませんでした。 欲しければ店頭まで

来るかヒースロー空港まで来いと言うのです。 多分、世界で一番Bromptonが売れている日本総代理店からの圧力なのでしょうか? 

 

(3) そうそう、グリップを外さなければシフターが交換できません。 このグリップも安っぽいですね。 我慢して交換作業を進めます。 

道具は長いマイナスドライバかアレンレンチを使い、これをグリップとハンドルバーの隙間に突っ込んでグリグリ廻します。 

ところがグリップは粘性のある接着剤で固定されているので、一度剥がしても再度くっついてしまってグリップが抜けません。

そんな時は、剥がれた隙間に少しずつ水を注入することで再度くっつかなくなります。 硬いグリップの場合は石鹸水でも良いと思います。

 

  

 (1)                                    (2)                                                    (3)

 

 

(4) やっとグリップが抜けました。 残った接着剤をクリーニングしてシフターを交換します。シフトレバーは変速器と同様にSturmey Archer

社の SLS50 T5 を使います。

 

(5) シフターとシフトケーブルを交換しました。 Brompton純正品よりも高級感がありますし、操作も楽です。 グリップは再度接着剤を

塗布しました。  

 

(6) さて、これから後輪を交換します。 手順の詳細はネット上に沢山公開されているので、ここでは書きません。 敢えて書くとすれば、多くの

方が写真の黒いチェーンテンショナーを車体に固定するのに苦労されている様です。 でもフロント側のチェーンを外すことでチェーンの張りが

無くなりますので、簡単にテンショナーのネジ止めやチェーンを正しいパスに通すことができます。 そのあとでフロントのチェーンリングに

チェーンをかければ良い訳です。 あとは10mmネジで固定されているブレーキワイヤを外さないと、ブレーキアーチからタイヤが外れないこと

位かな?

 

  

 (4)                                                 (5)                                                  (6)

 

 

(7)  写真の黒くて四角いブロックはシフトワイヤーが下から来ているので、その向きを水平方向に曲げるもので、中に樹脂製のチープな

ローラーが入っています。 

黒い縦棒(シートステー)の右奥に見えるアウターワイヤーのアジャスターの様なアルミ製のネジは、この四角いブロックを車体に固定

するものです。 シフトワイヤーのテンションを調整する目的のものではありません。 また、固定する際にワッシャーは必須です。 

これが無いと、四角いブロックがグラグラ動いてワイヤーテンションが変化し、シフトが正常に出来なくなります。

これらの材質はオモチャに使われている安物の部品の様に華奢でチープ感が漂っています。 これを高級自転車に仕立て上げた

水谷自転車とBrompton社の優れたマーケティング戦略には脱帽します。

 

(8) 後輪のスプロケットギアは15Tです。 鉄板は厚くてシマノコンポとは互換性がありません。 説明書にはコグ(Cog)とも書いてあります。

    

(9) 完成しました! 丸めてある余分なシフターワイヤは調整後にカットします。 シフターテンションの張り調整はガイドラインがありますが

今回は走りながらベストなポジションを探してから固定しようと思います。

 

  

(7)                                                   (8)                                                  (9)

 

   

 

 5速変速器で走ってみました。 快適です。 特にロー側が楽になりました。 ローギア3段、ハイギア2  

 と言った感触で街中や坂道もグッと楽になりました。 15Tよりも、もっと大きいギアでも良いかも知れません。 

 ハイ側はハッキリ言ってどうでも良いです。 16インチの小径ホイール車で40km/h以上のスピードを出して 

 走る機会は滅多にありませんし、本来の目的から逸脱すると思います。                                        

 

以上