[Brompton
M3L] Last Update: 2014/09/16
Brompton M3L Spec.
Chain Wheel 50T original
Sprocket; 13T=>15T (Sturmey Archer for 1/8" Chain)
Chain; SRAM
98T=> KMC 102T
Wheel; 16x1-3/8(349)
アルミリム 28H
Tire; 16x1-3/8
(37-349) 100PSI
Brake; ALHONGA
with Brompton Logo
Transmission; SturmeyArcher 3Speed
Folding Size; 600x300x580mm
[改造・調整]
基本的に改造を行うことにより、本来のBromptonの設計思想を損なう可能性があるので注意が必要である。
別の表現をすると、全ての部分に設計者(かなりの職人気質)のこだわりがあり、出荷時の設定が最もバランス
が取れていると考えられる製品である。
@ ハンドル位置が少し遠いので、手前に調整した。⇒折り畳み時に横巾が増加。
A 3段ギアのトップが重いので、リアスプロケットを13Tから15Tに改造。⇒3段目は軽くなったが、2段目は軽すぎ。
従って、2段目で以前より遅くのんびり走るか、トップで以前より速く走るか、少し中途半端な感じになった。
15Tに交換後はチェーン長が2コマ分不足する。 M3Lは1/8”チェーンなのでKMCのママチャリ用に全交換を
推薦する。
リアを14Tに交換してみたい気がする。 普通に走るには出荷時の2段目の設定がベストかも知れない。
別途44Tのクランク&チェーンリングも純正オプションで販売されているが、デザインが好みでないので検討対象外。
B Brompton M3Lには折り畳んだ状態での移動を楽にする為か、小さいローラー(以下コロ)が計3個標準装備されて
いるが、あまり出来栄えが良くないので駅のコンコース等の長い距離を移動するには殆ど役に立たない。
従って、シートポストすぐ後ろにオリジナルで付いていた断面が3角形の小さいコロ2個はオプションのイージーホイ
ール(薄型ベアリング仕様:下写真左側)に交換し、リアフェンダー部には下右側写真の様にオリジナルの小さなコロ
2個を改造して取り付けた。(合計4輪)
これにより、ほぼ実用的になったが、押していると折り畳んだ前輪が時々床に接触し、急ブレーキかかる。 これが結構
疲れる。 これは、折り畳んだ際にブレーキワイヤが強く曲がるので、インナーが引っ張られて結果的に前ブレーキがか
かる構造になっているからである。 前輪ブレーキワイヤーを少し緩めて、折り畳み時にもブレーキがかからぬ様、調整
後は楽になった。
C シートポスト およびトップチューブが空洞になっているので、この部分に予備チューブと工具を入れることが出来る。
ブロンプトンは後輪の取り外しに15mmと10mmのスパナかボックスレンチが必要なので、このスペースを利用して格納する。
但し、これらを引っ張り出す為にビニール袋に入れ、長めのヒモで口を結んでおくことを強く勧めます。
D フロントバッグはオリジナルの方がブロンプトン的であるが、リクセンカウルのアダプタを使って気に入ったバッグをハンドルバーに
取り付けることも良い方法と思う。 むしろ、その方が大きさ、デザインを好きな様に選ぶことが出来る。 バック側に取り付ける固定
プレートも安価に販売されている。 尚、アダプタをハンドルバーに取付ける場合、少し左側にオフセットしないと干渉して折り畳めない。
E 以前に付けていたフェンダー側のコロがかなり摩耗したので、YAHOOオークションで見つけた台湾製イージーホイールセットに換装。
全体的に良く作られているが、フェンダー側に取り付けるアルミ製のブロックが結構重いのと、シャフトに何とM8のスクリューが使用され
ていて、全体的に結構重量がある。 アルミ製ブロックの裏側に10mmの穴を沢山開けて軽量化し、更にシャフトのスクリューをM6に
変更した。 M8穴とM6スクリューの隙間はホームセンターで販売されている筒状のスペーサーを改造して埋めた。
F 暫らく乗っているとトランスミッションが3速では物足りなくなりました。 そこでリアハブを5速化することにしました。
下記をクリックすると詳細記事に進みます。
Part1 5速ハブとリムを購入してホイールを新しく組みました。